歴史と経験をもとにつねに安定性と低料金を提供する「さくらのレンタルサーバー」はどなたにも簡単設定できます。
レンタルサーバーについて、調べても今ひとつ特徴がわからない。レンタルサーバーはどこも同じようなので迷ってしまいます。
レンタルサーバーの違いはまず、速度、そして安定性です。この2つを兼ね備えているのがさくらのレンタルサーバーの特徴です。
時代とともにさくらのレンタルサーバーは技術やサービス進化、続けている会社である。
今回はさくらインターネット株式会社が母体とする「さくらのレンタルサーバー」の紹介です。
さくらのレンタルサーバーはいいものを格安で提供する経営理念で多くの利用者を獲得しています。
この記事は、初めてのレンタルサーバー選びでさくらのレンタルサーバーを選ぶか迷っている方、あるいは選択肢に加えたいかたにおすすめ。
社歴を少し説明します。
歴史はながく1996年からホスティングサーバーを開始、創業時から高機能と低価格を理念に高性能なレンタルサーバー事業を開始。
歴史あるさくらのレンタルサーバーのお勧めプランはスタンダードプランで特に「ブログ、はじめての方」に
さくらのレンタルサーバー、スタンダードタイプをおすすめします。
なぜならばスタンダードタイプからWordPress簡単インストール機能付きだからです。
WordPress簡単インストールは設定につまずくことなくレンタルサーバーとの連携がとれます。
ここで注意する事は、ライトプランは月額換算128円の低価格ですが残念ながらWordPressに対応していません。
高速化の面では2022年2月からHDDからSSDに全プラン変更しおり、
これによって従来の処理能力より5倍となるサーバを提供できるようになりました。
また、処理速度UPとして、Webサーバーソフトであるnginx(エンジンエックス)を2018年からすでに導入するなど、いち早い対策がなされました。
ちなみに、エックスサーバーもnginxを利用しています。
さくらのレンタルサーバーを選択するポイントをチェック
以降の項目を見ることでさくらのレンタルサーバーの特徴は料金内容である。
低価格ながら性能で他社との差はありません。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
SSD化 | 2022年2月より全タイプSSD化が始まる。 従来速度5倍の速さ |
初期費用の無料化 | 無料 |
転送量の無制限化 | 無制限 |
容量 | 300GB(スタンダードプラン) |
高速化 | nginx(エンジンエックス)HTTP/2 |
稼働率 | 99.99% |
SSL(TLS)対応 | 無料独自SSL(Let’s Encrypt、レッツエンクリプト) |
WordPress簡単インストール | 対応(スタンダードプランから) |
データベース(MySQL) | 無制限 |
自動バックアップ | 1バックアップ30GB (スタンダードプランから利用)・手動・自動 | ステージング・バックアップ機能最新8個まで
サポート | 電話サポート有り簡単に電話番号は見つかりません、 現在利用中止? |
キャンペーン
さくらのレンタルサーバーはキャンペーン数は少ないです。
これは利用価格がリーズナブルなので365日がキャンペーンだからです。
独自ドメイン
独自ドメインもあつかっているが、お手頃価格ではないです。たとえば独自ドメイン
.comでは以下の料金設定です。
・新規取得 1,952円
・更新 1,952円(1年)1カ月約162円
独自ドメイン料金でかかった費用は低価格レンタルサーバー料金でカバーできます。
速度
2018年から導入nginx(エンジンエックス)、2022年から全プランSSD化に変更など、高速化に取り組んでいます。
速度に関しては決して業界No.1の速さではないです。逆に遅いと感じられる意見もありますが利用するにあたって問題はない。
問題なくサイト運営ができるので多くの利用者を獲得しています。
プラン変更
さくらのレンタルサーバー内でのプラン変更はできません、先行きを考えて決める必要があります。
お試し期間
2週間の無料お試し期間があります。すでにブログを始めて他社レンタルサーバー会社に加入されている方は無料お試しを利用する価値はあります。
使いやすさ、速度チェックをしてみてください。はじめての方には比較対象がないので利用されても判断できませんが、最初のレンタルサーバーとしておすすめ。
利用者数
歴史あるレンタルサーバー会社で安心と低価格をキャッチワードに利用者は多く、ネット上ではたくさんの情報を確認できます。
疑問や不安を短時間のうちにネット情報で解決できる場合があります。
これも利用者が多いことの理由でしょう。
SSL(TLS)証明書
Let’s Encrypt(レッツエンクリプト)はSSL証明を最も速く取得できる簡単な方法です。
現在ではTLS(Transport Layer Security)と言われる暗号化通信規格が使われています。
世間ではSSLが定着し、暗号化通信規格=SSLと認識しています。
はじめてのWordPress、簡単インストールできます
さくらのレンタルサーバーも他社同様に「WordPress簡単インストール」機能付きです。しかし他社のWordPress簡単インストール方法とくらべると工程が多い。
ライトプランの利用法
ライトプランでWordPressは利用できません。
ライトプランをWordPressでブログ設定することは可能ですが、専門知識が必要で、はじめての方には向いていません。
例えば、MySQLの代わりにSQLiteダウンロードを行うなどの専門知識が必要です。
ライトプランは以下のような方におすすめ。
現在、無料ホームページを利用され、有料ホームページにステップアップし自由にデザインたいと考えている方に。
さくらのレンタルサーバー、ライトプランをおすすめします。
ホームページは主に決まった情報を発信し頻繁に更新することが少ないので個人なら10GBで十分です。
ライトプランはデータベース(MySQL)を使わないHTMLで作られる
- 小規模サイトの運営
- データ保存用
- さくらのレンタルサーバー専用メールアドレス用
の利用に適しています。
さくらのレンタルサーバの低価格帯プランでも、サイト表示速度はストレスなく、管理画面は低価格帯でありながら初心者でもわかりやすいオリジナル管理画面です。
CDN機能が使える
CDN機能が有料で使えるサービスです。情報量の多いときアクセス集中でも問題なく配信できる機能です。
503エラー、502エラーを防げる(はじめたばかりの方は必要ないかも)
リソースを確認
サーバーコントロールパネルからリソース使用状況が確認できる。
- CPU使用時間
- ウエブ転送量
- 503エラー回数
などの内容がわかる。
本記事内で使われた用語について解説します。
用語 | 解説 |
---|---|
ホスティングサーバー | ホスティングは借りる、サーバーを借りることです、レンタルサーバーと呼ばれている。 |
SSL(TLS)証明書 | 通信データを暗号化しクレジットカード情報、個人情報を犯罪から守ります。 証明書に含まれた鍵のみが暗号化されたデータ解読ができます。 | 通信相手が実在することを証明するもの、なりすまし、詐欺などの犯罪防止対策を目的に公正機関である認証局が証明するものです。
Let’s Encrypt(レッツエンクリプト) | アメリカで運営、HTTPS普及目的で設立したTLS(SSL)証明書を無料で発行する認証局 |
稼働率 | 決められた期間内、止まらずに連続稼働していたか。サーバーが止まることがあります。 |
MySQL | サーバー内のデータベース管理システム、データを保存する |
SQLite | MySQLとは別のデータベース、簡易的でありアプリケーションに組み込んで利用する |
ステージング・バックアップ機能 | データをスナップショットでステージングサーバに保存する。レンタルサーバーではない。 |
nginx(エンジンエックス) | 2004年から使用開始、サーバーソフト |
CDN | 有料でデータをキャッシュサーバに一時的に保存し常に安定した配信ができるシステム |
リソースを確認 | CPUの処理速度、メモリ容量、ストレージ容量 |
まとめ
国内で歴史と安定、価格で信頼されている人気の「さくらのサーバー」の特徴は、特に価格に関して個人的な費用負担の少ないプランがそろっていること。
速度に関しても革新を進めて、利用者サービス向上を図っている。
はじめての方に費用と安定運用を望んでいる方におすすめです。
全体の記事内容は以下の流れで書かれています。
- キャンペーン
- 独自ドメイン
- 速度
- プラン変更
- お試し期間
- 利用者数
- SSL(TLS)証明書
- はじめてのWordPress
- ライトプランの利用法
- CDN機能が使える
- リソースを確認
- 本記事内で使われた用語について解説します
- 個人用おすすめWordPressサーバ、以下に人気順で表記
以上が今回の記事内容です。
さくらのレンタルサーバーは価格と安定性、信頼を得ているレンタルサーバー会社です。
はじめてのブログ設定は「さくらのレンタルサーバー」のWordPress簡単設定を利用し
操作しやすい管理画面でのサイト運営を行うことができます。
- 低予算で運営
- 安心感が持てる
- お試し期間が長い
- プラン変更ができない
- 他社より速度は落ちる